北根室ランチウェイ

(*Ranch way=大牧場の中の歩く道)


歩く旅をめざして

           
中標津に歩く道をつくる会


 道東地域は豊かな自然と、広大な大地には農作物があふれ、牧草地が広がります。
 訪れる観光客のほとんどは、グルメツアーをはじめ、車やバスによる短期間で景勝地を周遊する旅行スタイルのようです。
 広い北海道、車やバスという移動手段は言うまでもありませんが、私たちはその利便性やスピードに依存し過ぎていないでしょうか?

 諸外国には歩くためだけの専用道が様々なかたちで存在し、歩く文化も成熟しています。それに比べると、日本はまだ開発途上と言わざるを得ません。しかし幸いなことに、比較的なだらかな丘陵地帯の多い北海道は、そんな歩くための道づくりに最適な地域といえるでしょう。
 体にやさしく、自然や環境にもやさしい、歩くという行為を通じて北海道を体感してほしい。クルマ優先の社会にあっても、せめて1本、歩くためだけの専用道がほしい。それが私たちの願いです。

 さわやかな疲労感、これが歩くに目覚めた人たちの感想です。
 健康ウォークでもなく山登りでもない、ぶらぶらおしゃべりをしながら歩く楽しみは、歩き出してみて初めて分かる体験です。
 旅としての歩く道が道東地域にできることを願って、私たちは中標津の中心部から北根室の広大な牧場(ランチ)地帯を通り、弟子屈町のJR美留和駅までの「歩く道」をつくってます。

問い合わせ先
ランチウエイ事務所:0153-73-7151
佐伯:0153-73-7107


北根室ランチウェイ 第1ステージ

■バスセンターである町交通センターから町立緑ヶ丘森林公園、巨大ドームのある道立ゆめの森公園内を通って中標津空港へ

□中標津空港(根室管内陸の空の玄関)
 東京:1便  札幌:3便

■桜井牧場の青いサイロ、広葉樹林の回廊、格子状防風林を楽しみながら26線の砂利道を一直線に開陽台まで向かいます。

■本年度9月ごろ通行予定


北根室ランチウェイ 第2ステージ

■開陽台から中標津町営開陽育成牧場、一部砂利道を歩き、中標津町俣落地区の大規模牧場群の中を貫き、レストラン牧舎(歩く道の会事務所)まで。

■2008年以降整備


北根室ランチウェイ 第3ステージ

■レストラン牧舎から牧草地を歩き、サイロのある風景

■大小いくつもの川を渡り、国有林の中の林道、そして養老牛温泉まで。

■2008年以降整備


北根室ランチウェイ 第4ステージ

■養老牛温泉からからまつの湯へ
 養老牛温泉の裏にあることから「裏温泉」と呼ばれていた。

■日本離れした丘、モアン山(JA計根別育成牧場周辺)、林道を経て西別岳山小屋へ
 たびたびCMに登場する絶景。

■2008年一部通行可能


北根室ランチウェイ 第5ステージ

■西別岳山頂
 登山、と言うよりヒルウォークを楽しむ。

■摩周湖
 摩周湖の外輪山を回る美しいルート、摩周第1展望台まで。
 時間のある方は往復約1時間でカムイヌプリ(摩周岳)登山が可能。

■既存登山道通行可能


北根室ランチウェイ 第6ステージ

■美留和小学校が15年前まで摩周湖ハイクに使用していた登山道。
北海道ウォーキングネットワークが設定しているA・KWAY(網走~釧路)の歩く道と合流

■JR美留和駅まで。

■本年度通行予定




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